2020-02-25 横須賀の新名物?!進次郎構文
新しい脳トレに
『進次郎構文を体得して何かしら明瞭にして不明確な文章を作ってみようと試みるも、これが非常に難しい。自転車に乗れるようになった人間に、乗れなかった時間を表現しろと言われるような難しさがある。つまり、そこに非常な難しさがあるから、非常に難しいのである』万城目学氏の2020年2/23のツイートより
作家の万城目学氏にして体得は難しいと言わしめる進次郎構文である。
確かに万城目氏、一見できているような気がするけれど、ちゃんと意味を成してしまっているのでアウト?ともいえる。
難しい言葉を使ってけむに巻く戦法は昔からえらい人たちの常套手段ではあるが、平易な言葉を並べて意味をなさない文章を作るというのはなかなかの高等テクニックと言えるのかもしれない。
2度同じフレーズを繰り返すも“だからといって重要なことを言っているわけではない”というはずしの技術にもコメディの才能を感じる。
新型コロナの影響で不要不急の外出を控えている日本国民の間では、今や進次郎構文の使い方・作り方、構文を使っての大喜利などが密かなブームとなりつつあるようだ。
超芸術トマソンを探せ!ならぬ進次郎構文を探せ!である。
※ちなみに上の画像は超芸術トマソンです(存在意義が疑問視されるほど理解不能すぎて芸術に昇華された建造物)
「鈴木君、予算と見込みの提出期限は先週だったはずだがね?」
「おっしゃる通り!!!!」
「わかっているなら出してもらわなければ困るじゃないか!」
「締め切りが先週だったということについては、つまり締切に追われて締切日が過ぎてしまったので、締め切りが過ぎ去ってしまったのだと、そのように考えております」
むむ・・恐るべし進次郎構文。やはりすっきりと愛される文章にするのはかなりの難しさ・・・。
改めて作成するのは難しくとも、だけどほら、今朝の上司の話やなんかを思い出してみましょう。
・・・あなたの後ろのすぐそこに・・~♪ゲッゲッゲッゲのゲ~
身近にあふれているかもしれませんよ。
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